# レアカードをキーボードの中に入れました(備忘録)

この記事はキーボード #2 Advent Calendar 2022 (opens new window)の5日目です。昨日はtakashicompanyさんの【Keyball】【cocot46plus】トラックボール付き自作キーボードをさらに使いやすくするファームウェア (opens new window)でした。

俺のキーボードを見せます~2022~と備忘録って感じの記事です。適当にキーボードを作ったときの備忘録が8です。

# 自己紹介(と2022年)

はじめまして。nrと申します。読みから決めた名前じゃないので読みはなんでもいいです。分割キーボードを探すところから自キ入門しました。エンジョイ2年生です。

# 2022年に組み立てたものをちょっと見せるくだり

憧れだったAliceのアクリル積層ケースを買ったのはいいんですが、送料をケチったらアメリカを3週間かけて移動していて結構不安だったので二度と送料はケチるまいと思いました。なんか途中で追跡番号が増えて怖かったです。

meishi2展フリー部門やゆる部にお邪魔もしました。その節は大変お世話になりました。

う~んとってもかわいいね。てか、スイッチプレート2mmと基板の間の3mmを使って嵌め込みパズルみたいなことする(伝われ)のめっちゃかわいい気がするのでもっと見たいです。板の厚みがそんな都合いいのか知らんですけど……。

# 今回の主役

こいつです。TCGのカードケースとキーボードを融合しました。名前はsaidan64です。

もっと具体的に紹介すると、TCGフルプロテクトスリーブ・レギュラーサイズを中に入れられるキーボードを作りました。オタク~!

【即出し可能】TCGフルプロテクトスリーブ・レギュラーサイズ(3個入)

トレーディングカードディスプレイ等を国内で製造・販売しております。特別なカードは特別なディスプレイで飾るべきだという考えのもと、相応しい商品を制作しました。オンライン上でお客様のカード画像を用いてディスプレイイメージをご確認頂けます。

作っている当時はキーボードをしばくカードオタク全員に必要(ほんとか?)なものだから頒布したいなと思っていましたが、金も腕もないので見送ってます。

そういうわけで、今回は使い勝手とがいいとか疲れないとか気持ちいいとかそういうことよりもコンテンツのオタクが使ってて気持ちが嬉しいものを作るをやった話の備忘録を人に見せるやつをやります。私が作ったやつじゃないやつを見たいので作ってほしい、みたいな下心もメッチャあります。

# 発端

分割キーボードの隙間にカードを飾ってたんですけど、別に中に入れればよくないですか? 天才か?

# 設計

オタクが幸せになれそうな工作を思いついたので手を動かしていきます。 ここから先は全然天才挙動ないです。完成までひたすら適当に誤魔化し続けます。

KONAMIくんやブシロードくんがカードを入れる場所があるキーボードを出してくれるなら作らなくていいんですが、まあ絶対出ないと思うので自分でやるしかありません。てか作っちゃったけど今からでも出してほしい。

このときはまだフルプロテクトスリーブ(71×96×3)ではなく、マグネットローダー(73×110×5)を採用しようとしています。普通に巨大なのでやめました。

# 先人探し

流石に絶対先人がいるので探しました。この世にはカードオタクもたくさんいれば、オタクカードもたくさんあるので、オタクカード飾りキーボードも存在します(断定)。redditとdiscordを探し回ったらちょっとだけ見つけることができたので紹介します。

  • Pikachuu40
  • Jihoney65

最高! これどうやってブロマイド?トレカ?仕込んでるんでしょうか。挟んでる?

ちなみに残念ながらローダーを中に仕込んだ作例は見つかりませんでした。そんなわけないと思うのでご存知の方は教えていただきたいです。よろしくお願いします。

#

以下の理由からアクリル積層で作成することは速攻で決まりました。

  1. カードがしっかり落ち着ける場所が必要
  2. 3Dのことを知らなさ過ぎ。逆にアクリル積層は組み上げた実績がある。
  3. アクリル積層が好き

アクリルを積むということは上から見た姿と横から見た姿(断面図)を考える必要があります。それぞれすぐに思いつく課題はこんなもんだと思います。

  • 上から:アクリルが折れないようにする。マグネットローダーのサイズで穴を開けたら、穴の付け根の部分が超あっさり折れた。
  • 横から:プラスチックの立体を中に入れるので公差が鬼門か。余裕がありすぎてもなさすぎても微妙なのでひと工夫は必要。

# 規模

まずは上からです。規模→配列→外形の順番で攻略。 レーザーカットを遊舎工房さんに頼むつもりだったので横幅を440mm以内に納める必要がありました。一見450×300まで行けそうですが、余白を確保してデータを作成する必要があるので、440×290が最大になります。

カードを入れる都合で、縦は10cm近くは必要です。どうせならコスト削減のためにも440×290に2つ収まるようにします(キーボード全体を440×140に収めます)。また、カードに対してキーボードが大きすぎても小さすぎても不格好かもしれません。ここで規模が60%ぐらいになることが決まっていきます。正直これもすぐに予想できる範囲です。

# 配列

キーの並びを決めていきます。先に断っておくと真面目に検討するとかは一切ないです。悪い意味での雰囲気だけでどうにかしていきます。

まず検討したのはrow staggeredです。慣れてるので。不採用になっているのは見た目の問題です。5TGB(もしくは6TGB)で左右に割ると当然ですが斜めのラインが誕生します。それとカードが入る長方形との相性が微妙というか……なんか……こう……不安になるというか……。見慣れてないだけ?。

適当にKLEで画像を作ってきました。最下段は本当に適当です。てかこれ多分440mmをはみ出るのでアウトですね。

見た目の美しさを最優先にして選ぶなら問答無用でortholinearになるでしょう(並びがシンプル!)。で、問題は当時はそれに触ったことがなく(ちょっと触った感じ使えないことはなさそうだったので別にortholinearで作っても良かったと今は思います)、踏み切れませんでした。

次に検討したのはAlice系です。斜めならまだ……みたいな感じ。Aliceに対して個人的にちょっと思うこと(①Shiftの行はもう少し左側だと嬉しい②ちょっと窮屈)があったことや、間にカードが挟まることで左部と右部に隙間が生まれるのを加味した結果、「折れ方を少し甘くする」みたいな考えにたどり着きます。自分の癖として人差し指と中指で拾っているキーが多いことや、指を左右に動かす(指を振る?)と円弧を描くことなどの要素を加えて何度か調整をし、今の形に一回落ち着かせました。

アクリルを何度も頼むと高つくので調整には主にスチレンボードを使います。100%で印刷した紙を貼ってその通りにデザインカッターでくり抜きます。カッターマットを敷くのをサボるとデスクマットに切り傷が入ります(1敗)。

アルテ スチレンボード ニューエコのりパネ 5NENP-A2 A2判 5mm厚

・のり付きパネルのエコマーク認定商品 ・簡単! 便利! キレイ! に仕上がるエコタイプののり付きパネル ・「フクレ」「ソリ」が出にくい、のりパネの最高級品! マルチに対応 ・ポスター、ポップ等エコ対応展示ハッポーボード ・軽量でコストパフォーマンスにも優れ、使いやすさ抜群 ・剥離紙は矢印の方向に沿って手で紙を裂くことが可能 【使い方】 ・剥離紙の中央部分を2~3cm帯状にはがす。 ・出力紙やポスター等を乗せて位置を合わせ、固定する ・中央から端に向かって少しずつ剥離紙をはがしながら貼っていく ・その後、余分な部分をカットして完成

最終的なカットデータの色をちょっといじったやつを撮影してきました。

Zキー以外は大体思った場所にあるので結構快適なのでもういいことにしました。個人的には様々な都合でアローキーが排除されたことの方がよほど不便です……。「キーボード全体のサイズを440×140以内にする」にかなり縛られています。完成したものを見たら縦が133mmだったのでもうちょっと曲げて縦に長く横に短くするといいのかも?

(書いてて「こいつこのフェイズさっさと抜け出したくて投げ出したな」感がひどいのでアクリルが安くなりそうなときかお金が余っていそうなときに上の方だけ作り直すと思います)

# 外形

ここまで決まったらやっと外形に着手します。何がかっこよくて何がダサいのか全くわかりませんが、やるしかないのでマジで適当にやっていきます。正直かなり苦痛。

とりあえず先に断面を決めた方が何度もやり直さないで済むことは確かです。並行したので5回ぐらい描きました。反省。

備忘録なので適当に考えていたことを列挙しますが、デザイン的なことはわからなさすぎて思い出せるようにしても意味がなさそうですね。現物のことはまあまあかっこいいと思っているんですが見慣れただけだと思います。

  • 曲線を盛り込みたい
    • カードが四角いので曲線的にしてやろうと思っていました。あんまり四角だと無骨な感じかなと。
  • 横に膨らませると440mm制限に引っかかるので引っ込める(n敗)
  • クロソイド曲線を知ったので少し気にしてみたい
    • ………と夢を見ていたこともありましたが、別にちゃんとやるつもりなどは一切ないので適当にスプラインを描きます。
  • 左右対称にはかなり気を使う
    • 中央に大きな長方形が来るので中央が目立ちます。左右のバランスの乱れも目につきやすくなりそうだったのでわからないなりに気を使いました。別に左右対称ではないです。
  • 側面は絶壁にする
    • サイズの制限的に絶壁にしないと一部のパーツが折れそうな予感がしたので絶壁にするつもりで考えていきます。オフセットする余裕がどこにもない。
  • 一応Anymanyさんでもオーダーできるように意識しました。具体的には1mmより細い部分を存在させないということです。

fusion360とIllustratorを行き来するときにdxfに保存してましたが、途中からそれぞれで表示される形が一致しなくなって困りました。svgに切り替えてみたらなんとかなりましたがまあ……本当に嫌な汗をかきましたね……。私の救世主のインストールはここから始めることができます (opens new window)。なんかうまくいかないときもありますが、これに助けられていた瞬間はあったので記しておきます。エラーで編集できない箇所が出てきたらこれでsvgにして、Illustratorでdxfに変換して別ファイルに保存し、それをfusion360で開き直すと編集できるみたいな力技をやったこともありました。多分fusion360使うのが超下手なんだよな

Exporting SVGs from Fusion

The Export to Origin command in Fusion 360 allows you to easily export geometry from Fusion 360 to an SVG file that can be used by your Shaper Origin tool. Depending on what you want to cut and the geometry you have in Fusion 360, the command provides several options, which are explained below.

最終的なカットデータはIllustratorで作成するので、どうにか調理すればカットデータになる段階までfusion360で進めます。

# 断面(横から)

ようやっと横です。このパートが一番価値がある。一応ネジ類はヒロスギさんで手に入れられるものを使っています。

片面マット蛍光板もアクリルパステルも可愛いので早い段階で3mm板を積んでいくことは決まっていました。あとはどんな感じに誤魔化すかです。

最終的な断面はこうです。久しぶりに開いたらなんかデータ壊れてて泣いちゃった……。わかりにくいので軽く説明を書き込みました。

以前別のキーボードを超長いスペーサーと短いネジで作ったらちょっと面倒だったので基本的にそこそこの長さのスペーサーと長いネジで構成しています。また、長すぎるスペーサーを要求してくる箇所はオスメススペーサーとメスメススペーサーを合体させる方向で対応しました(目が滑る…………)。経緯はあんまり覚えてません。多分長さを11mmで揃えておくとオッチョコチョイがオッチョコチョイをやらずに済むとかそんな感じでしょう。

フルプロテクトスリーブが変な高さに来ると一気に計画が壊れてしまうため、そのあたりにはかなり慎重になっています。カードの下にビニール製のテーブルクロスを切ったものを入れたり、スイッチプレートとカード+ビニールのセットを置くプレート(紫色2枚)をハネナイトのワッシャーを重ねたもので挟むことで厚み公差の影響が出にくくなるようにしています。

一番上にちょっと置ける場所を作るだけにせず、ビニール製のテーブルクロスの上に置いた理由は主に2つです。

  1. カードと同じ高さに来るアクリルが3mm以下だとうまくいかない可能性がある
  2. 中でカードが動いてカチャカチャ鳴るのが嫌
  3. (カードを下からLEDで照らすことを検討していた時期があった。光を当ててどうする?!と思ったので中止しました)

スイッチプレートにカードを置くと2の方の問題が大きくなりそうなのでダメ、基板の上に置くのは一応ソケット採用予定なのでどうなのか、といったところでカード+なんか台の役割をするものを置くことが主目的の板が設けられました。

そうなると当然カードの下に台の役割を果たすアイテムが必要になります。透明で……しっかりしているのに重すぎなくて……多少誤魔化せて……滑り止めもできて……好きな大きさに切れて……と要望を並べていった先にあったのがビニール製のテーブルクロスでした。今綺麗にカードが収まっているのはテーブルクロスの功績です。地味に厚みにバリエーションがあるのも結構ありがたいポイントの一つだと思います。

ただ、買えるサイズに対して使う量が少なく、テーブルクロスがかなり余ったのには困った(絶賛困り中)ので、買う量を調節できるところで買うべきです。私はなんも考えてなかったのでプライムデーで買いました。

ZIJINJIAJU テーブルクロス 透明 , デスクマット,防水,耐油,厚手,テーブルクロスビニール,1.0mm 1.5mm 2.0mm 3.0mm , カット,耐熱長方形 撥水耐久汚れに耐える手入れ簡単サイズ選択可能,カスタマイズ可能, (透明2.0mm, 60*60cm)

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一方で外周のハネナイトのワッシャー数個で大きい板(415×120ぐらい)2枚の間の空間を保つのは無理がありました。結果、キースイッチをはめるときにかなり苦しみました(てかこれ下手すぎていつも組立時間の5割ぐらいこの時間なんですけどコツとかあるんですかね)。スイッチプレートを1.5mmぐらいのものにするなり、間に厚み1mmぐらいのシリコンシートを挟むなりして、どうにかしたいところです。明らかにどうにかできる余地があります。

ただ、カードのすわりを考えると構造自体は大きく変えられない(と思いこんでいる)ため、「端のキーはなんか他のキーよりよく沈む気がする」みたいなところの改善は難しいでしょう。ここらへんは今のところ本当に妥協ポイントです。

# カットデータ

イラレで適当にデータを作って発注。パスを連折れそうなパーツは複数切ることで誤魔化しました。詰め込んだ結果ここちょっとアレだけどデータ直す?みたいなメール来たので本末転倒だった可能性があります(パーツとパーツの間が1mmあったのでそのままGOしてもらって、一応セーフでした。自己責任で……)。

svgで書き出そうとしてみたらなんかできなかったので、fusion360で編集→dxfで保存→Illustratorで開く→Illustratorでカットデータ作成をやったらしいです。こんなこと書く必要ないだろ感ありますが、忘れていたので書いておきます。なんで忘れたの? これで私くんはもう一度この操作ができるはずです。

似てるけど違う部品を必要数以上に発生させてかなり後悔しました(2回目)。いい加減学んで……。

# 動かす

Raspberry Pi PicoとQMKで動いてます。作り始めた5月時点ではQMKは対応していなかったのでATmega32U4直付けチャンスなどと考えていました。直付けもまあわからんなりにできないこともないのですが「面倒くさい」「高い」の前に完全に屈しました。meishi2展フリー部門に出すやつは一応これの練習です。

電子工作でのType-C/USB PD活用の勘所 - じがへるつ工房 - BOOTH

Type-CとType-Cに搭載できるPower Deliveryを電子工作で活用するための手法を解説します。 Type-Cを実際に実装する方法やおさえておきたいポイント、Type-C搭載USBシリアル変換の作例などを紹介します。 また、Power Deliveryを活用する方法として、PDコントローラICであるSTUSB4500とCYPD3177の使用方法についても書きました。 ...

Type-Cコネクタをつける、をやるにあたり一番参考にした書籍です。ありがとうございました。

# 基板

全然わかりませんが、シンプルなものなのでノリで作ります。KiCADで外形を書くのがえらいへたっぴなのでfusion360で作成したdxfをインポートしてどうにかしました。とりあえず動いたのでよかったです。よかったよ。

LEDテープのフットプリントを作りました。Amazonで買ったテープです。よくわからないので自分で用意しました。使えたので見せます。でもこれを買って、私に届いたテープと同じものが届くのかはわかりません。

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PicoのデータシートをぱらぱらめくったらどうやらVBUSにつないだら光りそうだったので適当につなぎましたが未だに「本当か?」と思っています。とりあえず光ったのでいいです。更に言えば今後光ってもらう予定はないので本当にいい。なんで光る機能つけたんだ?

# ファーム

知らん間にQMKにスゲー変更が入っていたのでドキュメント (opens new window)と睨めっこしてinfo.jsonを適当にでっち上げ、コンパイルしてもらい、そうして生まれたよくわからないuf2をPi PicoくんにD&Dします。flash_nuke.uf2くんには何回もお世話になりました。

Raspberry Pi Documentation - Raspberry Pi Pico and Pico W

Raspberry Pi Pico W adds on-board single-band 2.4GHz wireless interfaces (802.11n) using the Infineon CYW43439 while retaining the Pico form factor. The on-board 2.4GHz wireless interface has the following features: The antenna is an onboard antenna licensed from ABRACON (formerly ProAnt). The wireless interface is connected via SPI to the RP2040 microcontroller.

# 頼む

半額キャンペーンをありがたがりながら発注。ついでにREVIUNG53と他の自設計キーボードの着せ替えパーツも頼みました。切られたアクリルと同じタイミングでDeep Sea Predatorが届いたので遊舎工房さんからの荷物がたくさん着弾した日があって嬉しかった(日記)。

# カードを入れたりする

あんまり難しいことは考えず、オタクが喜びそうな取り合わせをやっていきます。

  • 飾りたいカード:鮫のカード
    • 具体的にはCNo.101 S・H・Dark・Knightの20thシク。5000円ぐらい。
  • 使うキーキャップ:PBTfansのDeep Sea PredatorとBASIN
    • BASINはAdriaticの方。40sが不成立で本当に悲しい。時期の問題だろ。
    • Deep Sea Predatorがあったので鮫のカードを飾ろうかなという気になった、という展開のほうが近い。
  • スイッチ:Tecsee Purple Panda Switch
    • 完全に色採用(!?)。でもPanda系は結構嫌いじゃないです。
    • SharkSwitchを買うのを後回しにしていたら在庫が全然消えてて笑っちゃった。再入荷したら買います。
  • アクリルの色:マットブラックと赤
    • カードや使用キャラのイメージカラーに近いものを拾いつつ、他の好きなカードも飾れそうな色味をチョイス。
    • 指紋回避でマットを選びましたが結局上に来るのはクリアなので意味ないかも。

# 使う(オチ)

薄々気がついていましたが、手元って見なくないですか?

# 2023年に向けて

とりあえず引き続きオタク万年筆を拵えるように (opens new window)、オタクキーボードを自作するのをやっていく予定です。たとえば光と影みたいな二人だから陰陽のあのマークを意識した曲線を取り入れてみるとか、超てんちゃんのオタクだからMMswitchで水色とピンクを組み合わせちゃう、とか、そういうことを……。雰囲気で(本当に雰囲気を主軸にして)好みのものを作っていくのをやっていると思います。

今メイン機(MSiS91といいます)をちょっとサイズダウンさせたものが欲しいので2023年はそれを作りたいです。50……60ぐらい?

数字列は記号の方がよく使うので正直どっちでもいい(どのみち同時押しして入力するので)けどファンクションキーとアローキーは欲しいみたいなワガママを叶えつつ省スペースを狙っていきたいですね。91は当たり前だけどデカい。

# 終わりに

明日はbbrfkrさんの光造形&熱溶解積層の3Dプリントノウハウについての記事の予定です。

この記事は着せ替えたMSiS91とsaidan64で書きました。